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ステキな生き様だね!Ray/レイ・チャールズ

最近は、アクション映画より、人の生き様や時代物にとても惹かれます。

これも、老いている証拠ですかね(笑)


レイ・チャールズって、とても波乱万丈な人生だったんですね。

周りにいる人は、大変だったのだろうけど。

すでに、亡くなってしまったけど、
印象は、「いとしのエリー」からだから、もう、おじいさんだったな。


スティービー・ワンダーもそうだけれど、盲目なのに、
どのようにして音楽を作ったり、ピアノを弾いたりできるんだろうか、と
見るたびに、思っていました。

やっぱり、天才ということか・・・

しかし、天才は早死にか、問題児か・・・とにかく波乱万丈だね。


レイ・チャールズは、幼いころ、目の前で、
助けることもできずに弟の溺死事故を目の当たりにしたことを
いつまでも引きずっていたということです。

きっと、自分のせいで、弟を死なせてしまった、と思っていたのでしょう。

盲目になってから特に、その心の中に、
いつも、当時の弟が見えていたのかもしれません。

なんて、悲しいのだろうね。

だから、麻薬や女性に走ってしまったのでしょうね。
そこから逃げるために・・・そんな気がします。


私は、若いときのレイ・チャールズは知りませんが、
きっと、心根のやさしい人だったのではないでしょうか。

この映画は、そんなレイ・チャールズの人生を描いた傑作でした。

レイ・チャールズが乗り移ったかのような
ジェイミー・フォックスの演技がとても印象的で感動しました。


2004年ナショナル・ボード・オブ・レヴュー最優秀主演男優賞
2005年ゴールデン・グローブ賞最優秀主演男優賞
(ミュージカル部門)ほか多数受賞

幼い時に視力を失った、17歳のレイ・チャールズ・ロビンソンは、
盲目の天才と呼ばれ、1948年に故郷ジョージア州からシアトルに出て、
音楽を始める。

そして、バンドの一員としてツアーに参加するが、その頃に麻薬を。
54年にゴスペル・シンガーのデラ・ビーと結婚し、
ソロのレコードでヒットを飛ばした。

しかし、レイはバック・ヴォーカルのメアリーと愛人関係にあり、さらに57年、
ヴォーカル・トリオ、レイレッツのメンバーであるマージーを新しい愛人に。

その後、レイはアトランティック・レコードからABCレコードに移籍し、
60年に『我が心のジョージア』で初のグラミー賞を受賞。

だが、ヘロイン浸りの生活を続けて、ついに、マージーが麻薬で死亡。
65年、ボストンの空港で、麻薬の密輸で逮捕されてしまう。

彼は自発的に麻薬更生所に入り、克服。
そして、長年苦しめていた、弟の溺死事故のトラウマも克服した。

ジョージア州は、79年に契約違反で永久追放したレイの名誉を回復し、
『我が心のジョージア』を州歌にした。

これが、ノンフィクションの人生だなんてね。


不遇の幼少期からレイ・チャールズは、いろいろな体験をしてきたから、
その歌が、人々の心に感動を呼ぶのでしょう。


思ったのは、きっと、私たちも知らないうちに、数多くの体験や感動を
身に着けて生きているのかなって。

レイだけではなく、人の一生って、誰でも内容が濃いかも知れませんね。


では、バイバイ!


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投稿者: :2007年10月26日 03:07|M.reviewコメント (0)

第4回メガボックス日本映画祭

韓国ソウルのCOEXメガボックスで「メガボックス日本映画祭」が開かれるようです。
日程は、11月14日から18日まで5日間で、開幕作にアニメーション「河童のクゥと夏休み」、閉幕作は「Always 3番地の夕陽-続編」が選ばれました。

今回は、韓国内に紹介されていない総18編の上映作が日本映画祭期間に上映される予定です。

メガボックス日本映画祭は今年で4回目。
「境界を越えた表現の可能性というテーマに合わせ、漫画を原作にした劇映画10編とアニメーション8編」が上映されます。

メガボックス側関係者は「国内に紹介されていない、新しくて多様な映画にあえるメガボックス日本映画祭で、80年代から2000年代まで、各時代別に、漫画を原作にした作品を鑑賞できる」と述べています。


【メガボックス】とは?
メガボックスは韓国ソウル内のコエックスモール内にある映画館。
16のスクリーンがあり、常にさまざまな映画が上映されています。2000年に開館したばかりの映画館で、施設やインテリアは高級感が漂い、洗練された雰囲気。開館してわずか3ヶ月で動員観客数は100万人を突破するほど開館以来人気を集めています。「映画よりおもしろい映画館」というモットーのもと、さまざまな施設やイベントが行われており、1年に1回開催される「メガフィルム フェスティバル ヨーロッパ映画祭」では、韓国ではなかなか見ることのできないヨーロッパの映画が一堂に会し、上映されます。またメガボックスが誇る4D映画館「メガライド」では3D効果から通風効果まで、新しい体験をすることが出来る上映館。ここでは映画の中で吹く風がそのまま感じられ、座席の逆動的の動きや立体めがねなどを通して映画の中の世界をリアルに感じることができます。
(ソウル市江南区三成洞159-1 コエックスモール内)


【参照引用】

innolife.net韓国ニュース

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投稿者: :2007年10月23日 21:15|Cinema newsコメント (0)

コンスタンティンは悪魔か天使か?

映画評論家や映画通の人は、基本的に、ヒーロー物アクションや
奇抜なものを程度の低い作品と位置づけているようですね。

作品賞を取るような映画は、大抵がドラマ系が多いような気がします。
多少、SF系もありますが。


まあ、とかく人間ってやつは、ランクを付けたがる動物なんだ。

このキアヌ・リーブスの「コンスタンティン」もそんな映画・・・?
と批評されていたのを覚えています。

アクション?ホラー?SF?・・・ジャンルが分からんな。


しかし!

私は、案外と「コンスタンティン」は面白かったんですね。
続編を見たいなと。

それほど、キアヌ・リーブスのファンでもないのですけど。


なぜかと申しますと、
私は、天国と地獄の存在を信じておりまして、ここに出てくる悪魔が、
私の想像するものと似ていたからなんですね。


天使も悪魔っぽい設定で、これも「そうだろう」って。

天使は悪魔に変身し、悪魔も天使に変わることができる・・・。
天使と悪魔は、「表と裏」の象徴だと思っていますので。

人間の心の「表と裏」が作り出すものと。


人間って、善悪を併せ持っていますよね。
ちょっとしたタイミング(出会いや出来事)で、善い人になったり、
悪い人になったりで、一生を過ごします。

それを人は「運」が良かったとか、悪かったとか言います。

でも、実際は、自分の心が、無意識に決定していること?


・・・自分でも良く分からなくなったので、この辺で・・・

あらすじ・・・
キアヌ・リーブス演じるコンスタンティンは、かつて2分間だけ
自殺に成功したことで、天国行きを閉ざされてしまった。

そして、自分が天国に行けるように悪魔払いのエクソシストとなるが、
すでに、コンスタンティンは地獄行きが決まっていた。

まして、肺がんに侵されていて余命はあと1年。


コンスタンティンが悪魔払いのために用いる
数々の謎めいた武器も面白い。


キアヌ・リーブスは、インタビューで、
シャープなシルエットを作るために減量をしたようです。


人間の中にいる悪魔と天使。今はどっちかな???


では、バイバイ!

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投稿者: :2007年10月22日 13:19|Commentコメント (0)

ついに3D映画が主流になるのか?

米国時間の11月16日公開のパラマウント新作3D映画「Beowulf」。

監督はロバート・ゼメキスで、今日の3D映画ブームのパイオニア的存在であるREAL Dの技術を導入した全米1000スクリーンで公開される予定です。

この映画の大きな話題は、Dolby Laboratoriesの「Dolby 3D」との3D対決が始まろうとしていることのようです。
現段階では、配給範囲の広いREAL Dがリードしているが、Dolbyは現在、Dolby 3D技術のインストールベース拡大に取り組んでいる状況。
ただ、パートナー各社による3Dグラスの製造が追いついていないことが、ネックになっています。

誰もが、感じていたことですが、ついに3D映画技術が普及し、3D映画が標準となる日が、すぐそこまで来ているようです。

無声白黒映画から音声やカラーが標準になったことと同様に、3Dへ移行されるのでしょうか。
ビジネスとしては、大きな収入源になるのでしょうが、本当に映画は、より面白くなるのかな。
面白くなれば、それで良いのかな。

心配なのは、リアルで立体感のある、非現実的な映像が、私たち人間にとって、また子供たちにとって悪影響を及ぼさないだろうか、と考えてしまいます。現在でも、ゲームソフトの世界で、子供たちへの影響が問題になっているように・・・。

単純に面白ければいいとか、過激なものが受けるとか、ちょっとまずいのではないでしょうかね。

「Fusion 3D」カメラをJames Cameron監督と共同開発したPaceのVince Pace氏は次のように語る。「10年後には、エンターテインメントで完全な臨場感を得られるようになるだろう。物理的な世界での体験と、映像による仮想体験との間の区別はもはやつかなくなる」。このFusion 3Dカメラは、2009年に公開されるCameron監督の映画「Avatar」で使用されている。

JPMorganのアナリストBarton Crockett氏は9月のレポートで次のように分析している。「3D技術は、斬新な視覚体験を提供することによって観客数の増加と入場料の引き上げを可能にする。その意味で、映画館にとって有意義な成長を促す潜在性を秘めている」

CNET JAPAN参照
注目の3D対決--映画館を支配するのはREAL D?それともドルビー


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投稿者: :2007年10月19日 06:25|Cinema newsコメント (0)

人間の本能を見た「血と骨」

戦争時の人間の生命力は凄いもんだ。
つくづく、生への執着や生殖本能には、驚愕するなあ。

現代の私たちにも、そのような本能がまだ、あるのだろうか。

人は、生殖本能で生きているという人もいるわけで。
まあ、人間も動物ってことだ。


多少の智恵や理性があるので、社会が成り立っているけど、
パニックになったら、何するか分からない動物か。

よく、世界のあちこちで、権力闘争や災害、飢饉があると、
街が暴動の嵐になるのをテレビでよく見ます。
家や店は、盗人や暴力で荒れ果てて、泣くのはいつも子供と女・・・


テレビの向こうで起こっている事が、まるで映画のような気がするのは、
私だけでしょうかね。日本で生まれて良かったね(?)


さて、この「血と骨」の「金俊平」という朝鮮人(済州島出身)が
日本で一旗揚げようと、17歳の時に大阪にやってきた。

金儲けに一生を捧げ、傲慢で暴力の限りを尽くす非道な人間。
家族は、生きた心地がしなかった・・・強欲で性欲も驚愕するほど。

そのお陰か、大富豪に成り上がっていく・・・。

今の時代には、想像もつかないけれど、当時は、
このような人はたくさんいたのではないでしょうか。
日本人もしかり。


監督は崔洋一。
第17回日刊スポーツ映画大賞作品賞、
主演男優賞(ビートたけし)、
助演女優賞(鈴木京香)、
石原裕次郎新人賞(オダギリ ジョー)受賞、
文化庁支援作品。


1923年に、済州島から大阪へ渡って来た17歳の金俊平(ビートたけし)。
日本で一旗揚げようと、蒲鉾職人から始まり、高利貸しへ。

凶暴で強欲な俊平は、家族に地獄の苦しみを与え続けて生きて行く。
いつも愛人がいて、好き勝手に生きる俊平だが、脳梗塞(?)で半身麻痺に。

やがて、俊平は、北朝鮮の帰国事業を聞き、祖国へ帰ることを決めた。
還暦にして愛人との間に出来た息子・龍一と祖国の北朝鮮へ渡った俊平は、
84年冬、78年の生涯を静かに閉じた。


ビートたけしの演技は、さすがだったね。
凶暴な人物像や精神分裂的な役は、ハマッてます。

気がつくと、金俊平と同化していて、
見ている側もビートたけしが俊平と同一化していた。


この作品を、ただ単なる暴力映画と捉えることはできません。
当時の時代背景や主人公の出身地は朝鮮でも差別地帯であること、
生きるために、必然的に金に執着することになるであろう状況・・・

私たちが忘れかけている人間の本能である弱肉強食の生き様を
鮮烈に思い起こさせてくれました。


人間社会において、金や権力に心を奪われる人は、
後を絶ちませんが、これも人間の性でしょうか。


では、バイバイ!


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投稿者: :2007年10月17日 16:20|Commentコメント (0)

「ドリトル先生2」と「ミヨリの森」・・・

地球はこの先、どうなるのだろうね。

地球温暖化問題がここ10年以上、クローズアップされている中で、
誰もが、こころの片隅で心配してることでしょう。

しかし、目先の変化が大きくないので、戦争や人権問題のように、
大きな反対運動もないのが困ったものです。

50年くらい前での予想では、
50年間で温度が1度(〜だったかな?)上昇するって
何かの番組でみたような・・・。

けれど、その後の経済発展は、
過去100年間を10年の速度で追い越しているらしい。
凄いよね、これは。
ただ、それによって、温度も10年に1度上昇するって。

北極や南極の氷が溶けるわ、動物がどんどん死滅するわで、
大変な事が、世界中で起こってます。


最近、フジテレビで「ミヨリの森」なる、アニメを見て、「ウーン」、
以前見たドリトル先生2(エディ・マーフィー)も「ウーン」

森林伐採は、温度上昇と動物滅亡の一石二鳥か。
食い止めることは、不可能・・・

上記の映画では、伐採対象となる森林地帯に
絶滅動物が生存していれば、
その森林は守られるという法律がある(世界的かな?)ことで、
主人公は、その絶滅動物を探したり、繁殖させたりするんですね。

まあ、映画の趣旨が、
そこに住む動物や人を守るということですが、現実問題として、
このようなことは、全世界的に発生していることでしょう。

それらすべてに、絶滅動物が生存しているなんてことは、
まず、ないだろうから、その森を守ることなど、本当難しいね。

また、経済発展を止めることはできないだろうから、益々・・。

人間は、自分の身を削ってまで、その時の快楽が欲しいのでしょうか・・・


では、バイバイ!

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投稿者: :2007年10月14日 23:23|Commentコメント (0)

心に光を!ダンサー・イン・ザ・ダーク

やり切れない思いや焦燥・・・

人の人生って、どうしてこれ程までに違うのでしょうね。


どうしようもないぐらい悲劇の人・・・
生まれながらにリッチな人・・・
何をしても上手くいく人・・・
長寿の人、短命の人、有名になる人、犯罪を犯す人・・・


いろいろな人がいるよね。

自分はどれだろうか?

最後に判断できるだろうね。


ビョーク演じる「目の不自由なシングル・マザー」は、どうしようもないぐらい悲劇の人・・・


普通、ミュージカルって、希望や夢を見せてくれるっていうイメージがあるんですが、
これは、ちょっと違いますね。

だって、タイトルからして、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」でしょ。
異色なミュージカルだよね。


実は、私は、この手の悲劇映画は、避けてました。

悲しくなるのが、嫌で嫌で。怖かったのかもしれません。

しかし、悲しみは、思いやりや深い愛情を育てるようです。

だから、人の過ちを許し、人のために動く・・・。


主演・音楽はビョーク。
共演は、カトリーヌ・ドヌーヴ。
2000年カンヌ国際映画祭パルムドール、主演女優賞受賞。


1960年代のアメリカ片田舎。
チェコからやってきたセルマ。

遺伝性の病気のため視力を失いつつあり、
息子も手術を受けないと同じ運命をたどるのです。

女手一つで息子を育てながら工場で働き、
手術費用をこつこつ貯めていた彼女の生きがいはミュージカル。

劇団で稽古をするのが、唯一の楽しみであり、生きがい。

だけど、セルマの視力は日増しに弱くなり、仕事もミスが重なり工場をクビに。

しかも息子の目の手術代として貯めていた金を、
親切にしてくれていたのビルに盗まれてしまう。

金を返してもらうために懇願して、もみ合うなか、事故で拳銃が発射され、
ビルが死んでしまい、セルマは殺人犯として逮捕されてしまう。

そして、裁判にかけられるが、
息子の目の病気の手術のためにお金を貯めていたことを、
息子に知られないために、法廷で真実を語ろうしなかったのです。

やがて、セルマは、死刑となり、絞首台で死んでいった。

その後、息子は目の手術が成功し、母の真実を知ることになる・・・。


ビョークの発する感性や雰囲気。これは、只者ではないぞ!
ビョークは躁うつの気があるのかな〜
太陽のような光と暗黒の闇を感じるんですよね。

悲しすぎてやるせない映画だけど、
悲しすぎるミュージカルだけど、これは見なきゃいけないね。


愛するものに対する頑なな愛情というものを教えてもらったような気がします。

では、また、バイバイ!


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投稿者: :2007年10月12日 23:15|Comment, M.reviewコメント (0)

シンデレラマンって変なタイトル?

シンデレラマン・・・

ふと、どうしてこのタイトルになったんでしょうかね。


アメリカの成功物語はアメリカンドリーム・・・
そして、ボクサーであり、肉体労働者・・・男っぽい・・・

シンデレラマン・・・これは、女っぽい・・・(笑)
一見、都会的なイメージ・・・


シンデレラを思い出してみたら、なんとなく自分の中で、
理由をこじつけることができました。

そういえば、シンデレラは、
養母やその娘たちにいじめられ限りなく貧乏・・・

普通ならそれで人生は終わり・・・
でも、彼女はいつも明るく前向き、やさしい・・・

そんな彼女を見かねた、
情深そうな魔女のばあさんが、
一夜限りの「夢と喜び」を与えた。


成り行きまかせのシンデレラは、
一度の「夢と喜び」をものにしたのですね。


同情した魔女のばあさんもまさか、
ガラスの靴を置いて帰ったなんて
想定してなかっただろ。

そして、天子様がシンデレラを見初めた!


そうか、そうか!
シンデレラもジム・ブラドックも似てるんだ。


シンデレラ・・・不遇(意地悪な家族と同居)
ブラドック・・・不遇(前途洋々だったがケガで引退)
          ↓
シンデレラ・・・一夜の夢と喜び(魔女のばあさんの同情心)
ブラドック・・・一夜の夢と生活費(マネージャーだったジョーの同情心)
          ↓
シンデレラ・・・ガラスの靴を置き去りで巷の話題に(美しさが効いた)
ブラドック・・・世界ランカー2位と対戦で話題に(昔の名前が効いた)
          ↓
シンデレラ・・・王子様に見初められた
ブラドック・・・プロモーターから次のチャンスもらった
          ↓
シンデレラ・・・要因→(美しく優しく足サイズ小さい)
ブラドック・・・要因→(肉体労働で腕力が増していた)
          ↓
シンデレラ・・・チャンスゲット(王女様になった)
ブラドック・・・チャンスゲット(チャンピオンになった)
          ↓
シンデレラ・・・幸せな人生
ブラドック・・・幸せな人生

こんなんで、どうでしょう?似てますね(笑)

だから、シンデレラに似てるから「シンデレラマン」。
男だから「マン」なるほど、なるほど。

自己満足の理由付け!


では、バイバイ!

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投稿者: :2007年10月07日 23:18|Commentコメント (0)

シンデレラマンに男の美学を見たよ

アメリカンドリーム・・・
ジャパニーズドリーム・・・

成功者を喩えるワード。
(日本ではビジネス成功者だけに使われることが多い気がしますが)


よく、晩成型とか言われるけれど、
この「シンデレラマン」のボクサーのジム・ブラドックはこのタイプかな?


若いときに最強ボクサーで、すでにアメリカンドリームなんだけど、
世界恐慌と重なったり、致命傷を負ったため引退に追い込まれたので、
この時点では、一夜の夢か挫折の人生かってところだね。

次のチャンスは、すでにボクサーとしては、
峠をすぎている年齢だから、晩成型?

でも、まてよ。

晩成型とはいっても、まだ30代でしょ。
人生的には、この成功は早いですねえ。


何を書きたいのか、自分でも分からなくなってきましたので、
あらすじを書こう!(笑)


この「シンデレラマン」は、
実在した伝説のボクサー、ジム・ブラドックの生き様を描いた実話です。

最強ボクサーとして活躍していた若きジム・ブラドックは、
1929年、右手の故障で、引退に追い込まれてしまう。

このとき、大恐慌がアメリカを襲い、生活に困窮したジムは、
妻と3人の子供を抱え、過酷な肉体労働で食い繋ぐが、
その仕事さえない場合が多かった。


ある時、ボクサー時代のマネージャーだったジョーが、
世界ランキング2位との試合の話を持ち掛けてくる。

勝ち目などない一夜限りのカムバックだったが、
その報酬目当てにジムは、再びリングに立つ。

なんと奇跡が起こった。

肉体労働で腕力が強化されていた彼は、勝ったのだ。
そこからジムは次々と強敵を倒していった。

ついに、
ヘビー級世界チャンピオンのマックス・ベアへの挑戦権を得る。
マットで相手を殴り殺した最強チャンピオンだった。

ジムは大観衆の前で最終15ラウンドまで戦い、
ボロボロになりながら、感動の判定勝ちを収めるのだった。


ラッセル・クロウの渋くて味のある演技や
妻役のレネー・ゼルウィガーの家を守り、
主人をこころから愛する姿に、胸が熱くなってしまったのでした。


そして、若いときにチャンピオンになり、華やかな生活もつかの間、
一転して、日々の飯を食う事さえ厳しい状態になっても腐ることなく、
妻と3人の子供たちの為に、頑張るジムの姿に男の美学を感じました。


男って、こういうものだってね。

ラッセル・クロウはデ・ニーロのようになるかもしれないなあ。

監督・製作はロン・ハワード


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投稿者: :2007年10月04日 23:18|Comment, M.reviewコメント (0)

想念は怖〜いよ!「シークレット・ウインドウ」

私は祈祷師でも心理学者でもありませんが、
人間の「念」について、大変に興味がありますね。

「信念」「想念」「怨念」「観あ念」「情念」「念力」・・・
これらは、人生に大きな影響を与えます。


この「シークレット・ウインドウ」(ジョニー・デップ主演)もそうですが、
「念」というものは、目には見えないけれど、自分の人生に限らず、
他人の人生にまで大きな影響を与えてしまう力があるのです。


よく、「信念」の強い人は、人生に成功する、と云われます。
また、人の「怨念」で、事故を起こした、なんてことも云われます。

科学的な立証はありませんが、古来より日本人は、
この「念」の力を重要視してきました。

政を司る方の周りには、必ず祈祷師がおり、
政局の行方や敵対相手を呪う祈祷など、
「念」の力を信じて、最大限に発揮できるようにしていました。

このように、人間の「念」の力は、凄いパワーがあるといえますね。
プラスの「念」は、幸せになり得ますが、
マイナスの「念」は、破滅に向かいます。


この「シークレット・ウインドウ」のジョニー・デップ演じる、
人気作家モートは、奥さんに愛想をつかされ、
他の男性と結婚してしまったり、
作家として、行き詰まっていた状況から
自分の中に被害妄想や怨念が渦巻いていたんでしょうねえ。

そんな彼は、無意識のうちに想念の中に
自分の裏表の人物を創造したのです。

すでに自暴自棄になっていたモートは、
自分を盗人と批判する人物や
自分の恨みを晴らしてくれる人物を創り上げ、
あたかも現実に存在するごとく、世間にアピールしました。

そして、その人物は、モートの親友や前の奥さんや
その夫まで次々と殺していくのでした。怖〜い・・・

しかし、実際には、モート自身が犯した罪に他なりません。
その人物は、モートが自分の想念の中で創り出した架空の人物だからです。


モートが、意図的に創り出したのか、
いろいろな妄想から無意識に創ってしまったのか・・・


現実社会でもこのようなことは、よくあることです。
想念で架空の人物を創り上げ、挙げ句の果ては、
自殺したり、犯罪を犯したり。

人間は、所詮、弱い生き物かもしれません。
肉体的にも精神的にも。

どうせなら、幸せいっぱいの自分を想念の中に創ってみたいものです。


あらすじ・・・
人気作家モート(ジョニー・デップ)は、
妻との離婚協議や作家として行き詰まっていた。

ある日、謎の男シューターが現われる。
彼は、モートが自分の小説を盗作したという。
モートには全く覚えがなく、盗作はしていない。

しかしシューターは、その盗作したという小説の
結末を書き換え、自分の名前で出版しろという。、

モートは友人の探偵、ケンに調査を依頼。
だが、別居中の妻の家が放火で全焼したり、
シューターの目撃者やケンが殺害されてしまう。

実は、シューターとは、
モートの想念で創造した、一つの人格だった。

そしてモートの心身を支配したシューターは、
エイミーを殺害し・・・

原作は、スティーヴン・キング。

やっぱりってか?


では、バイバイ!

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投稿者: :2007年10月03日 21:48|Comment, M.reviewコメント (0)