2007年09月25日

ハートブレイク・リッジに愛国心

昔は、「年をとる」ことが、もっとも嫌なことの一つでした。

若い頃は、誰でも同じような気持ちだとは思いますが。


随分と前に、この「ハートブレイク・リッジ勝利の戦場」を見たのですが、
(20年前くらいかな)クリント・イーストウッドを見て、
ちょっと寂しい思いをしたのを覚えています。


初期のダーティー・ハリーのシリーズで彼のファンになったので、
すでにこの映画では、おじいさん・・・(泣)


当時、私は20歳代前半で、映画は内容より、
主演スターに惹かれて、見るという感じ。

だから、その時のクリント・イーストウッドは、主演ではありましたが、
アクションではなく、ドラマ的な内容だったこともあり、
私の中では、好きな映画ではなかったです。


しかし、最近では、もう一度、見てみたい映画の一つです。

確か、この「ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場」は
クリント・イーストウッドが監督と思います。
彼が、何を表現したかったのか、確認してみたいですね。

アメリカの国民的な俳優である彼が、軍隊の若者に、
厳しい規律や正義感や忠誠心を教え込んで、
立派な国を守る戦士に育てていく・・・。


昨今、アメリカの軍隊の若者たちの素行や意識の低下、
麻薬中毒等の問題がクローズアップされています。

世界的に大きな戦争もない時代が続き、
実戦経験もない年代が多い今の軍隊の若者には、
イラク戦争やテロ戦争といった、
ここ16,7年で発生している局地的な戦争体験で
心身共に極限状態に陥っているのではないでしょうか。

現代は、インターネットが生活の一部となり、
戦争も仮想体験できるような時代です。

その中で育った若者が、現実体験に遭遇した場合のパニックは
想像を絶するでしょう。

普通の人なら、
現実の恐怖心や人としての罪意識で精神状態は異常になるでしょう。


あらすじは、ヴェトナム戦争等で戦功を重ねた軍曹が
再び古巣の海兵隊に志願し、
おちこぼれ集団を鍛えて立派な海兵隊にさせていく。

タフでガンコ一徹、祖国と軍隊を愛してやまないトム・ハイウェイは、
朝鮮戦争で名誉勲章に輝いた経歴をもつ。

再度、海兵隊に志願し、入隊するが、
それを良く思わない少佐は、
どうしようもない落ちこぼれ小隊を彼にまかせた。

ハイウェイの稀有な戦争体験は、
そんな連中に大きな刺激を与えたのだ。

厳しい訓練が続く中で、
連中たちはハイウェイ軍曹の心情を次第に理解するようになる。

そんなある日、グレナダへの出動命令が下った。
ハイウェイの指揮のもと、勝利をおさめる・・・。

製作・監督・主演はクリント・イーストウッド。


では、バイバイ!

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投稿者: 日時: 2007年09月25日 23:19 | パーマリンク |TOPページへ画面上へ

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